先日、お電話で、
「夜、きちんと眠れていないんです……」
とご相談いただき、ご来店くださったH様。
詳しくお話を伺うと、生活環境が変わられたこともあり、最近は眠りが浅く感じられているとのこと。
さらに、もともと腰まわりにも気になるところがあるとお話しくださいました。
寝具屋としてこうしたご相談を受けた時、すぐに
「硬いマットレスにしましょう」
「柔らかいマットレスにしましょう」
とは考えません。
なぜなら、寝心地はマットレスの硬さだけで決まるものではないからです。
身体を支えるのは、マットレスだけじゃない
今回H様にご提案したのが、ウッドスプリングシステムです。
ウッドスプリングは、しなやかな板バネが身体の動きや荷重に応じて動く構造になっています。
身体は一直線ではありません。
肩があり、腰があり、お尻がある。
だから寝床も、ただ平らで硬ければいいわけではなく、身体のラインに合わせて受け止め、支えることが大切だと当店では考えています。
そして、寝返りした時にも身体の動きについてきてくれる。
これがウッドスプリングの大きな魅力です。
H様の体型に合わせれます。
ウッドスプリングの上にラテックスマットレス、さらにウールのベッドパッドを重ねて、寝床を整えていきます。
それぞれ役割の違う寝具を組み合わせることで、身体を支える土台から、身体に触れる心地よさまで考えた寝床になります。
ラテックスマットレスとの組み合わせ
ウッドスプリングの上に組み合わせるのが、ラテックスマットレスです。
ラテックスは、身体をやさしく受け止めながら、押し返してくれるような独特の弾力があります。
硬すぎず、柔らかすぎず。
ウッドスプリングのしなやかな動きを活かしながら、身体を支えてくれる組み合わせとして、当店ではおすすめしています。
つまり、
ベッドフレーム
↓
ウッドスプリング
↓
ラテックスマットレス
ここまでが、身体を支えるための「土台」です。
でも、それだけでは完成ではありません
身体を支える寝床ができた。
でも当店では、それだけで寝床が完成したとは考えていません。
もう一つ大切にしているのが、身体とマットレスの間に入れるベッドパッドです。
今回H様におすすめしたのは、ウールのベッドパッド。
寝ている間、人は汗をかきます。
ウールは湿気を吸ったり放出したりする性質を持つ天然素材。
そして何より、横になった時のふんわりとした感触が気持ちいい。
身体を支えること。
そして、気持ちよく身体を預けられること。
その両方を考えて、一つの寝床をつくっていきます。
「人気のマットレス」を買えば終わり、ではありません
寝具を探していると、
「腰が気になるなら硬い方がいい?」
「柔らかい方が身体に優しい?」
「結局、どのマットレスがいいの?」
と迷われる方も多いと思います。
でも、人の身体は一人ひとり違います。
体型も違えば、寝姿勢も違う。
暑がり・寒がりも違います。
だから当店では、商品一つだけではなく、その方に合わせた“寝床全体”で考えることを大切にしています。
今回H様にお選びいただいたのも、
ウッドスプリング
+ラテックスマットレス
+ウールベッドパッド
そして、それらを組み合わせるための専用ベッドフレームです。
どれか一つだけが主役なのではありません。
それぞれの役割を考えながら組み合わせて、その人のための寝床をつくる。
これが、ふとん工房かわむらの寝具選びです。
「最近、寝心地が変わってきたな」と感じたら
今使っているマットレスが自分に合っているのか分からない。
朝起きた時、なんとなく身体がスッキリしない。
長年、同じ寝具を使い続けている。
そんな時は、最初から買うものを決めて来ていただかなくても大丈夫です。
今どんな寝具を使っているのか。
どんな寝心地が好きなのか。
まずは、そんなところからお聞かせください。
実際に店頭で横になって、いろいろ試しながら、
「あ、これ気持ちいい」
と思える寝床を一緒に探していきます。
H様、この度はありがとうございました。
新しい寝床で、毎晩ふとんに入る時間が楽しみになる。
そんな眠りのお手伝いができれば、寝具屋として嬉しいです😊
ようこそ、快眠の楽園へ。
マットレスだけではなく、
身体を支える土台から、身体に触れる素材まで。
一人ひとりに合った「気持ちいい寝床」を、一緒に考えます。
ふとん工房かわむら