敷きふとんの寿命は、思っているより短い。


十数年前、ご結婚の際に当店でおふとん一式をご購入いただいたN様がご来店くださいました。




今回は「敷きふとんが破れてきている」とのことで、類似品をお探しでした。




十年以上お使いとのこと。




正直に言うと、よくここまで頑張ってくれました、という感じです。




実は敷きふとんは、思っているより寿命が短い寝具です。




毎日体重を支え、湿気を受け止め、汗を吸い続ける。




一般的には、使用状況にもよりますが、




おおよそ5年前後がひとつの目安と言われています。




今の当店の敷きふとんは、4層構造。




今回ご提案させていただいたのは、




ウール入りの4層構造の敷きふとん。




一枚で寝られるタイプです。




中にウールを使用することで、




・適度な弾力




・体圧分散




・湿気の吸放出




を実現しています。




さらに厚みもしっかりあるため、




床付き感が出にくく、長持ちしやすい構造になっています。




ただ厚いだけではなく、




支える層とクッションの層を分けているのがポイントです。




敷きふとんは、眠りの土台。




まくらや掛けふとんが良くても、




土台が弱っていると快適さは半減します。




「まだ使える」と思っていても、




実は体は正直に反応しています。




敷きふとんの見直し、




一度考えてみても良いかもしれません。




気になる方は、ぜひ店頭で体感してみてください。









まくらだけでは足りない理由。ウール敷きふとんの大切さ。


先月、ご主人様のオーダーまくらをご購入いただいたO様。今回は奥様の分をとのことでご来店くださいました。前回お越しいただいた際に、まくらだけでなく「敷きふとんの重要性」もお話しさせていただいておりました。




奥様は硬めのおふとんがお好みとのことでしたが、体型によっては硬すぎると腰が浮いてしまったり、横向きになると肩が当たり、お尻が沈まず結果的に腰が浮いてしまうことがあります。




そこでまず奥様用のオーダーまくらをお作りし、そのうえで現在ご自宅で使われている敷きふとんに近い条件で、羊毛敷きふとんがある場合と無い場合の両方を体感していただきました。その結果、「敷いた方がかなり気持ち良い」とのことでご注文いただきました。




羊毛はただ柔らかいだけの素材ではありません。弾力があり、湿気を吸って放出し、自然な体圧分散ができます。特に日本の気候では放湿性はとても重要です。湿気がこもると寝苦しさや冷えの原因にもなります。




当店の羊毛敷きふとんは中身の原料と側生地を吟味し、弾力と通気性のバランスを重視しています。硬すぎず柔らかすぎない、体を自然に支えながら湿気を逃がす。それがウールの持つ力です。




まくらだけ整えても、下が合っていなければ意味がありません。寝具は組み合わせです。気になる方はぜひ店頭で体感してみてください。