S様 思い出の生地でおふとん打ち直し


長いお付き合いのS様がご来店くださいました。




今回は、




「普通サイズのおふとんだと上げ下げが少ししんどくなってきて…」




とのことで、




今お使いのおふとんを打ち直しし、




ひと回り小さいサイズにお仕立て直すことになりました。




さらに今回は、




S様がお持ちの生地をご持参。




これがまた、どこか懐かしい柄。




昔ながらのあたたかみのある雰囲気が素敵でした。




■ ワタのおふとんの良さ




ワタのおふとんは




・湿気をよく吸う




・身体になじむ




・あの独特の“ふっくら感”




が何とも言えない心地よさ。




やっぱりこの風合いが好き、という方は多いです。




■ ただし、お手入れは必要です




ワタは湿気を吸いやすい反面、




放湿しにくい性質があります。




そのため、




✔ こまめに干す




✔ 3〜5年で一度打ち直す




これが理想です。




さらに、




2~3回打ち直すと、ワタの油分が抜けてパサついてきます。




そうなると、




もう打ち直しは難しくなります。




■ 打ち直しは「安いから」ではなく




最近は




「買った方が安いから…」




という声も増えました。




確かに価格だけを見るとそう感じることもあります。




でも本当は、




✔ きちんとした素材を




✔ 最初から選び




✔ 手を入れながら長く使う




これが一番、気持ちよくて、結果的に無駄も少ない。




ゴミも減りますしね。




S様、




今回もありがとうございました。




思い出の生地で、




また気持ちよくお休みいただけますように。





打ち直しの最後まで、大切に。


以前、何度かおふとんの打ち直しをご依頼いただいているK様。




今回も打ち直しをさせていただいたのですが、




ワタが少し余りました。




そのまま保管することもできますが、




「せっかくなら使い切りましょう」ということで――




最後に余ったワタを使って、




クッションとお人形さん用の掛けふとんをお作りしました。




これが、また可愛いんです。




中身はもちろん本物の綿わた。




小さなサイズでも、




ちゃんとふとん屋の仕事をしています。




既製品のクッションとは違う、




自然なふくらみとやわらかさ。




そして柄も、とても素敵なんです。




写真では伝わりにくいですが、




実物はもっと可愛いですよ(^○^)




打ち直しは、




ただ“新しくする”だけではありません。




最後まで無駄なく活かす。




それも、ふとん屋の仕事だと思っています。