「最近、羽毛ふとんがへたってきたのか、前より寒く感じるんです」
そうご相談くださったのは、和歌山市からご来店のT様です。
羽毛ふとんは、長く使っているうちに羽毛のふくらみが弱くなったり、中で片寄ったりすることがあります。
まずは現在お使いの羽毛ふとんを確認し、羽毛リフォームという方法もご説明しました。
するとT様から、
「せっかくなので、新しい羽毛ふとんにします。何かおすすめはありますか?」
とうれしいお言葉をいただき、当店にお任せくださいました。
中国・吉林省で見つけたシルバーグース
今回T様におすすめしたのは、2018年11月に私自身が中国・吉林省を訪れ、現地で原毛を確認して選んだシルバーグースの羽毛ふとんです。その地域は「向海」と書いて「シャンハイ」と呼ばれます。
シャンハイと聞くと上海を思い浮かべますが、まったく別の場所。吉林省通榆県に位置し、草原や湖、湿地が広がる自然豊かな地域です。
当時、現地で私が確認したのは、単に「どこの国の羽毛か」ということだけではありません。
羽毛の一つひとつがしっかり成熟しているか。
ふくらみがあり、空気をたっぷり含める力があるか。
押さえたあとに、きちんと元の状態へ戻ろうとする弾力があるか。
実際に自分の目で見て、手で触れ、納得できたものを選びました。
羽毛ふとんは産地名だけでは決まりません
「中国産の羽毛ってどうなの?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、羽毛ふとんの品質は産地名だけで決まるものではありません。
鳥の種類や羽毛の成熟度、ダウンのふくらみ、選別や洗浄の状態、充填量、側生地との組み合わせなど、さまざまな要素が寝心地を左右します。
大切なのは、表示だけを見るのではなく、実際の羽毛の状態を確かめ、その良さを生かした羽毛ふとんに仕立てることです。
今回のシルバーグースは、しっかりとしたふくらみと弾力がありながら、価格とのバランスにも優れた羽毛でした。
軽さと暖かさの両方を考えた羽毛ふとん
良質な羽毛は、たっぷりと空気を含むことで暖かさを保ちます。そのため、必要以上に羽毛を詰め込まなくても、ふんわりとした暖かさを得やすくなります。
T様にも、
「これなら、かなり軽くて暖かくなりますね」
と喜んでいただけました。
寒いからといって、重いふとんを何枚も重ねる必要はありません。
身体に負担をかけにくく、寝返りもしやすい。
それでいて、朝まで心地よい暖かさを守ってくれる。
そんな羽毛ふとんを選ぶことが大切です。
羽毛ふとんの買い替えか、リフォームか迷ったら
「以前より寒く感じる」「ふくらみがなくなってきた」
「重くて身体に負担を感じる」
「買い替えとリフォームのどちらがよいか分からない」
そんなときは、今お使いの羽毛ふとんを一度ご相談ください。
羽毛や側生地の状態を確認し、まだ生かせる場合はリフォームを、新しくした方がよい場合は、ご予算や暑がり・寒がりなどに合わせた羽毛ふとんをご提案いたします。
最初から買い替えを決めていただく必要はありません。
和歌山市で羽毛ふとんの買い替えやリフォームをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
今日もこの世界に、快眠の楽園を。



