先日、当店でラテックスマットレスをお買い求めいただいたHさま。
実はその際、マットレスだけではなく羽毛ふとん、そしてもう一枚、掛け寝具も一緒にお選びいただきました。
今回はその羽毛ふとんのお話です。
Hさまにお選びいただいたのは、以前から何度かご紹介している河田フェザーさんで精製された、限定10kgのステッキーダウンを使った羽毛ふとん。
これ、やっぱりええ羽毛です。
そして何より、この品質でこの内容なら本当にお買い得だったと思います。
限定10kgの「ステッキーダウン」
一般的に羽毛ふとんというと、
「どれくらい膨らむの?」
「ダウン率は何%?」
「何グラム入っているの?」
そんなところに目が行きがちです。
もちろん、それらも羽毛ふとんを選ぶうえで大切な要素です。
でも、羽毛ふとんの良し悪しは、それだけでは決まりません。
今回使われているステッキーダウンは、羽毛同士の絡みが強いのが特徴。
そのため、ものすごく大きく膨らんで見えるタイプではありません。
ところが、羽毛同士が絡み合うことで空気を抱え込み、心地よい空気の層をつくってくれます。
見た目のボリュームだけでは分からない、使ってこそ感じられる良さがあります。
さらに今回の羽毛は、日本で羽毛の洗浄・精製を手がける河田フェザーさんで精製されたもの。
原料だけでなく、どう洗浄・精製され、どのように一枚の羽毛ふとんに仕上げられているのか。
ここも私たちが羽毛ふとんを見るときに大切にしているところです。
でも、この羽毛は限定品です
ここまで書いておいて申し訳ないのですが(笑)、今回のステッキーダウンは限定10kgの原料。いつまでも同じものをご用意できる羽毛ではありません。
では、この羽毛がなくなったら当店で羽毛ふとんを選ぶ意味がなくなるのか?
もちろん、そんなことはありません。
むしろここからが、寝具専門店としてお伝えしたいところです。当店は「この羽毛ふとんを買ってください」から始めません
羽毛ふとんって、価格の幅がものすごくあります。そして商品を見ると、
ダウン率、産地、ダウンパワー、側生地、充填量……。
数字や専門用語がいっぱい並んでいます。
でも、実際に毎晩使うお客さまにとって大切なのは、
「自分にとって気持ちよく眠れる一枚なのか」
ということだと思っています。暑がりの方もいれば寒がりの方もいる。
軽さを最優先したい方もいれば、ある程度ふとんを掛けている感覚が好きな方もいる。
寝室の環境も違えば、今まで使ってきた羽毛ふとんも違います。
だから当店では、単純にスペックや価格だけを見て、
「高い羽毛だから、これが一番です」
という選び方はしていません。お話を伺いながら、羽毛の原料・精製・充填量・側生地、そして実際の掛け心地まで含めて、その方に合う一枚を一緒に考える。
これが寝具専門店で羽毛ふとんを選ぶメリットだと考えています。
羽毛が良くても「側生地」が変われば寝心地は変わります
ここもぜひ知っていただきたいところ。中に入っている羽毛が同じような品質でも、側生地が変われば羽毛ふとんの軽さや身体への沿い方、使い心地は変わります。
ですから私たちは、中身の羽毛だけを見ておすすめすることはありません。
羽毛と側生地との組み合わせ、仕立てまで含めて一枚の「羽毛ふとん」として見る。
ネットの商品説明に並んだ数字だけでは分かりにくい部分だからこそ、実際に商品を見て、触って、比べていただきたいと思っています。
「何を買えばいいか分からない」で大丈夫です
羽毛ふとんを探していて、「値段が違いすぎて何が違うのか分からない」
「グースとダックって、そんなに違うの?」
「今使っている羽毛ふとんより軽くしたい」
「買い替えた方がいいのか、リフォームできるのか分からない」
そんな状態でご来店いただいて大丈夫です。
羽毛ふとんを買うことが目的ではなく、気持ちよく眠れる掛け寝具を見つけることが目的。
今お使いのものや寝室環境、ご希望を伺ったうえで一緒に考えます。今回Hさまにお選びいただいた限定ステッキーダウンも、そんな選択肢の一つでした。
限定品ですので、なくなれば終了。
でも、その時にはまた、その時にご用意できる羽毛の中から「これはええな」と思えるものをご紹介します。
羽毛ふとんをそろそろ替えようかな。
今使っているものが以前ほど暖かく感じない。
自分にはどんな羽毛ふとんが合うんだろう。
そんな時は、「羽毛ふとんを買う」と決めてからでなくても構いません。
まずは一度、寝具専門店で実物を触って、掛け比べてみてください。
そしてHさまには今回、もう一枚、とても面白い掛け寝具をお選びいただきました。
キャメルの肌ふとんです。
羽毛とはまた違った魅力を持つ一枚。
こちらは次回、じっくりご紹介します。
今日もこの世界に、快眠の楽園を。


マットレスが合わず眠りが浅いなどお悩みありましたら是非お問い合わせ下さい!






