先日、いつも娘がお世話になっている歯医者の先生、Y様がご来店くださいました。今回のご相談は、長年お使いになっている羽毛ふとんについて。「だいぶ古くなってきて、最近ちょっと寒く感じるんです」とのことでした。羽毛ふとんも長く使っていると、中の羽毛の状態やふくらみ、生地の状態などが変化してきます。そこでまずは、店内で何種類かの羽毛ふとんを実際に掛け比べていただきました。
羽毛ふとん一枚だけで考えない、という選択
いろいろ試していただく中でY様が気にされていたのが、「羽毛ふとんだけで寒くないかな?」ということでした。そこで今回は、ボリュームのある羽毛ふとん一枚で暖かさを求めるのではなく、軽く身体に沿いやすい薄型の羽毛ふとんに、カシミヤ毛布を組み合わせることにしました。
カシミヤ毛布の魅力は、何といっても軽さと柔らかさ、そして滑らかな肌触り。今回お選びいただいたのはイタリア製の上質なカシミヤ素材を使った毛布です。羽毛ふとんと毛布、それぞれの良さを活かしながら、その日の気温やお好みに合わせて使い方を調整できます。寝具は「羽毛ふとんはこれ一枚でなければいけない」と決めつける必要はありません。その方が気持ちよく眠れる組み合わせを考えることの方が大切だと思っています。
掛け寝具だけでなく、身体の下にはムートンシーツ
そして今回のY様の寝床づくりは、掛け寝具だけでは終わりません。身体の下にはムートンシーツをお選びいただきました。ムートンは密生した羊毛が身体を受け止めてくれるため、寝た時の身体への当たりが柔らかく、保温性がありながら羊毛が湿気を吸収・放出してくれるのも特徴です。
実際に店内で横になっていただくと、Y様にも「これは気持ちいいですね」と気に入っていただけました。マットレスだけ、掛けふとんだけを考えるのではなく、身体の上と下の両方から寝床を整える。 当店では、こうした寝具全体の組み合わせを大切にしています。
そして今回は、ご自身用だけでなく、同じムートンシーツをお母さまにもプレゼントされることになりました。ご自身が「気持ちいい」と感じられたものを、お母さまにも使ってほしい。そんなY様のお気持ちが伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました😊
高い・安いだけではなく、「自分に合っているか」
寝具を選ぶ時には、価格やスペック、ブランドなど、いろいろな判断材料があります。もちろん、それらも大切です。ただ、最終的に毎晩その寝具を使うのはご本人です。暑がりなのか寒がりなのか、どんな寝心地が好きなのか、今どんな寝具を使っていて何に困っているのか。それによって、合う組み合わせは変わります。
「羽毛ふとんが古くなって寒く感じる」「もっと軽い掛け寝具にしたい」「毛布との組み合わせが分からない」「今のベッドをもう少し気持ちよくしたい」。そんな時は、最初から買う商品を決めていただかなくても大丈夫です。今お使いの寝具やお悩みを伺いながら、掛けるもの、敷くものを含めて、その方に合った寝床を一緒に考えます。
Y様、このたびはありがとうございました。そして、大切なお母さまへのムートンシーツまでお選びいただき、本当にありがとうございます。新しい羽毛ふとんとカシミヤ毛布、そしてムートンシーツで、これから毎晩気持ちよくお休みいただけましたら嬉しいです😊
今日もこの世界に、快眠の楽園を。