羽毛ふとん、自宅やコインランドリーで洗って大丈夫?実は注意が必要です
昨日、当店のチラシをご覧になったお客様からお電話をいただきました。
お話を伺うと、
「チラシを見て、自宅で羽毛ふとんを洗ってみたんです。」
とのことでした。
実はこれ、よくご相談をいただく内容です。
羽毛は水で洗っても大丈夫?
中身の羽毛自体は水鳥の羽毛ですので、水やお湯に濡れること自体は問題ありません。
しかし、問題は羽毛ではなく「側生地」と「乾燥」です。
側生地が対応していない場合があります
羽毛ふとんの生地には、羽毛が吹き出しにくいように「ダウンプルーフ加工」が施されています。
ところが、ウォッシャブル仕様ではない羽毛ふとんを家庭で洗ってしまうと、この加工が弱くなってしまう場合があります。
すると将来的に羽毛の吹き出しが起こりやすくなってしまいます。
本当に怖いのは乾燥です
さらに問題なのが乾燥です。
羽毛ふとんは見た目が乾いているように見えても、中まで完全に乾いていないことがあります。
乾燥不足になると、羽毛同士が絡み合い、
- 羽毛が固まる
- ダマになる
- ふくらみが減る
- 保温力が落ちる
といった症状につながります。
乾燥の途中で何度も取り出し、羽毛をほぐしながら乾かす必要がありますが、ご家庭ではなかなか難しい作業です。
コインランドリーなら安心?
最近は大型のコインランドリーも増えていますが、必ずしも安心とは言えません。
使用する機種や乾燥能力によっては、見た目はふんわり仕上がっていても内部まで十分に乾燥できていない場合があります。
当店で羽毛ふとんのリフォームをする際に中を開けると、
「ピリング」
と呼ばれる羽毛のダマが多く見られることがあります。
これは乾燥不足や長年の使用によって羽毛が絡み合い、固まってしまった状態です。
節約のつもりが逆に高くなることも
羽毛がダマになってしまうと、リフォーム時に使える羽毛が減ってしまいます。
その結果、
足し羽毛の量が増える
↓
リフォーム費用が高くなる
という悪循環になることがあります。
せっかく費用を抑えようと思ってご自宅やコインランドリーで洗ったつもりが、結果的に余計な費用がかかってしまうケースも少なくありません。
わからない時は洗う前にご相談ください
羽毛ふとんは種類や生地によってお手入れ方法が異なります。
「これ洗って大丈夫かな?」
と思った時は、洗ってしまう前にお気軽にご相談ください。
羽毛ふとんを長持ちさせるためにも、正しいお手入れが大切です。
今日もこの世界に、快眠の楽園を。