秋の夜、掛けふとん選びに迷っていませんか?
「冬用の羽毛ふとんを使うには、まだ少し暑い」
「薄い肌掛けふとんでは、なんとなく物足りない」
「軽いだけじゃなく、身体にやさしく沿う掛けふとんがほしい」
秋から冬へと移り変わるこの季節、掛けふとん選びに迷われる方もいらっしゃいます。
そんなお悩みをお持ちだったのが、今回ご来店くださったH様です。
最初は羽毛の肌掛けふとんをお探しでした
H様が最初にお探しだったのは、羽毛の肌掛けふとん。
ところが、詳しくお話をお聞きすると、
「軽すぎるのは少し物足りない」
「でも冬用ほど重いのは暑い」
というご希望がありました。
掛けふとんは、ただ軽ければ良いというものではありません。
もちろん、羽毛ふとんの軽さや保温性には大きな魅力があります。
しかし、身体への沿い方や掛けたときの感触など、心地よさの感じ方は人それぞれです。
そこで今回は、季節の変わり目に使いやすい掛けふとんを2種類ご提案しました。
そして、最終的にH様がお選びになったのが、
真綿(まわた)ふとんでした。
真綿ふとんとは?綿わたとは違う天然のシルク
「真綿」と聞くと、綿花から作られた綿わたを想像される方もいらっしゃるかもしれません。
実は、真綿の原料はシルク。
蚕(かいこ)が作る繭から生まれる天然繊維です。
繭を丁寧に広げ、薄く引き伸ばした真綿を何層にも重ねて仕立てられています。
綿花から作られる綿わたとは、原料も繊維の性質も異なります。
真綿ふとんが持つ3つの魅力
① 身体にやさしく沿う、しなやかな掛け心地
真綿は、細くしなやかなシルク繊維からできています。
そのため、身体の凹凸に沿いやすく、ふんわりと包まれるような掛け心地が魅力です。
掛けふとんと身体の間に大きな隙間ができにくいことも、心地よさにつながります。
② 軽さだけではない、ほどよい掛け心地
羽毛ふとんの魅力のひとつは、ふんわりとした軽さ。
一方、真綿ふとんには独特のしなやかさと、身体に沿う感触があります。
もちろん、実際の重さは真綿の使用量や製品によって異なります。
「軽ければ軽いほど良い」という方もいれば、「少し掛けている感覚がほしい」という方もいらっしゃいます。
どちらが優れているということではなく、ご自身が心地よいと感じられることが大切です。
③ 湿気を吸い、放出するシルクの性質
シルクは吸湿性と放湿性を持つ天然繊維です。
寝ている間の湿気を吸収し、周囲の環境に応じて放出する性質があります。
ただし、実際の蒸れにくさは、室温や湿度、ふとんの厚さなどによっても変わります。
季節に合わせた寝具選びが大切なのは、このためでもあります。
中もシルク、側生地もシルク
今回ご紹介する真綿ふとんは、中わただけでなく側生地にもシルクを使用しています。
中には、幾重にも重ねられた真綿。
そして外側には、なめらかなシルク生地。
シルクならではのやさしい肌ざわりと、しなやかな掛け心地を楽しんでいただける一枚です。
中もシルク、外もシルク。
素材の持つ良さを、掛け心地で感じていただきたいおふとんです。
羽毛ふとんと真綿ふとん、どちらが良い?
これは店頭でも大切にしていることですが、どちらが絶対に良いという答えはありません。
ふんわりとした軽さや保温性を重視される方には、羽毛ふとんが合う場合があります。
一方で、身体への沿い方やシルク特有のしなやかさを好まれる方には、真綿ふとんが選択肢になります。
また、同じ羽毛ふとんでも中身の量や側生地によって掛け心地は変わります。
大切なのは、素材の名前や価格だけで判断しないこと。
実際に触れて、掛け比べて、ご自身にとって心地よいものを選ぶことです。
季節の変わり目の掛けふとん選びは、ふとん工房かわむらへ
今回のH様のように、最初は羽毛ふとんをお探しでも、お話を伺いながら別の素材をご提案することがあります。
私たちが大切にしているのは、商品を売ることよりも、お客様に気持ちよくお休みいただける寝具を一緒に考えること。
「今使っている掛けふとんが暑い」
「薄いふとんでは少し寒い」
「羽毛以外の掛けふとんも試してみたい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
和歌山市のふとん工房かわむらでは、素材や掛け心地の違いを実際にお確かめいただきながら、寝具選びのお手伝いをしております。
H様、このたびはありがとうございました。
これからの季節も、真綿ふとんならではの掛け心地で、心地よくお休みいただけましたら幸いです。
今日もこの世界に、快眠の楽園を。
掛けふとん選びのご相談はLINEからもお気軽にどうぞ。
「今の季節に合う掛けふとんは?」「羽毛と真綿の違いを知りたい」など、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ふとん工房かわむら(和歌山市)